おはようございます、フジモトです。

昨日もキプロス絡みのヘッドラインがオンパレード。ユーロドルは非常にチョッピーなチャートになりました。

3月仏製造業・サービス業PMI速報値や3月独製造業・サービス部門PMI速報値が予想より弱かったほか、ECBがキプロスに対する緊急流動性支援(ELA)の現行の水準を25日まで維持しか維持しないと発表したため、1.2879ドルまで下げ足を速めました。

ただ、市場では「200日移動平均線が位置する1.2874ドルが重要なサポートとして意識されている」との指摘があり、買い戻される展開に。スペインの国債利回りが大幅に低下したことも支えとなり、1.2929-32ドルまで下値が切り上がりました。

その後、ユーロ圏高官のコメントとして「キプロスは銀行課税で早期の合意がなければ、大手行の清算が必要になるだろう」「金融セクターが崩壊ならキプロスはユーロ圏からの離脱を強いられる可能性がある」と伝わったことが売り材料とみなされます。ダウ平均が安く始まったことも重しとなり、1.2882-85ドルまで値を下げました。

もっとも、ダイセイプルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)が「ユーロ圏財務相はキプロスを巡り日本時間2時から電話会合を開く」ことを明らかにすると、キプロス問題への解決策が示されるとの期待が高まり、1.2941-44ドルまで持ち直しました。

しかし、アジア時間につけた日通し高値1.2955ドル手前で上値の重さを確認すると、下げ幅を縮小したダウ平均が120ドル超下落するにつれて1.2885-88ドルまで失速しました。

でも、デメトリアデス・キプロス中銀総裁が銀行システムの解決プロセスとして「破綻を回避し、10万ユーロまでの預金者を保護する」との見解を示したため、1.2928-31ドルまで値を戻しました。

接続詞が尽きてしまうほどの行ったり来たりで、依然として状況は不透明です。とにかく、ECBのデッドラインである25日までに何とかしなければならず、週末に何が出てくるかも分からず要注意ですね。下に行くほうが簡単な気はしますが。。。

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