こんにちは。越後屋です。

 インド株式相場が史上最高値を更新し続けていますね。モディ新政権が誕生してからわずか半年でムンバイSENSEX30種は約15%上昇するなどすさまじい上げっぷりとなっています。鉄道や防衛面への海外投資を積極的に推し進めるモディ首相の経済改革を好感している点が大きいようどですが、プラスして足もとで急速に進んでいる原油安もインド経済には追い風になっていて、国内使用の約8割を輸入している原油の下落は物価上昇の抑制につながるとの見方が強いようですね。更に、10月にはディーゼル燃料の価格統制撤廃を発表。ここ最近までは上がりっぱなしだった原油相場ですが、そのせいで調達コストが政府が定める統制価格を上回っていて、その都度統制価格を維持するために多額の補助金を費やしてきましたが、原油の急落をきっかけに撤廃を決め、補助金分がなくなりますので、財政再建への期待も高まっているようです。

 インド国内の直近の10月CPIは前年比で5.52%と、野菜高騰で大騒ぎしていた昨年11月の11.24%から約半分まで低下して、インド中銀が目標とする8%(2015年1月)や6%(2016年1月)をいずれも下回り、市場では「インド中銀が利下げを行うのでは」との観測が急速に広がっているようなんですね。これも株高を支えています。石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りを受けて原油相場が昨日急落したことで、来月2日の金融政策決定会合での利下げもあり得るため注目したいところです。

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