こんにちは、Dice-Kです。

5日の為替市場では幅広い通貨に対してドル安が進行。市場では「オフショア人民元の上昇がドル売りのトリガーになった」との指摘がありました。人民元の急上昇の要因となったのが、香港市場での人民元の調達コストの上昇。5日の人民元のインプライド翌日物預金金利は90%台まで上昇し、本日も100%超の水準で高止まりしています。調達コストが上昇した結果、人民元の売り持ち解消が進み、オフショア人民元は5日に約2カ月ぶりの高値を更新しました。中国当局が今回の調達コスト上昇に関与したことは明らかでしょう。当局は昨年にもオフショア人民元相場を支援する対策を講じた経緯がありますので。
 もっとも、こうした動きは「長期的な中国の通貨政策とは関係ない」との見方が有力。中国当局は穏かに人民元安が進むことはむしろ歓迎だが、投機的な動きから一気に元安に進むのを容認しないというスタンスを示すことが目的だったようです。市場では「当局は急激な元高に誘導することで投機筋を懲らしめることができれば目的は達成されるため、今回のような措置は一時的なものになるだろう」との声も聞かれました。


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