こんばんは、Dice-Kです。

トルコリラは11日に対ドルで過去最安値を更新するなど足もとで下落傾向が鮮明になっています。下落の要因となっているのが政治・経済面での安定に対する懸念。トルコ中銀は10日に銀行の外貨建て預金準備率を50bp引き下げるなど臨時の対応を行ってはいますが、通貨安を阻止するための利上げに消極的な姿勢を市場は見透かしており、決定的な対策にはなっていないようです。
その一方で、政治面ではエルドアン大統領の権限強化が着々と進行中。トルコ国会は10日、大統領の権限拡大を目的とした憲法改正に関する審議を進めるための採決を行い、賛成多数で可決しました。与党・公正発展党(AKP)は改憲法案を国会で通過させ、早ければ春にも国民投票を行いたい考えですが、改憲の行方はエルドアン氏の強権姿勢に懸念を深める欧米諸国の関係や、治安悪化で低迷するトルコ経済にも大きな影響を及ぼすことになりそうです。


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