こんにちは。越後屋です。
トルコ中銀は25日、金融政策を発表し事実上の上限金利とされている後期流動性貸出金利を従来の12.75%から13.50%に引き上げました。4カ月ぶりの利上げとなることは事前に予想されていましたが、市場は13.25%への利上げを想定していたため、発表直後はトルコリラ買いで反応。ドル・リラは一時4.0350リラまでドル安・リラ高が進みましたね。ただ、エルドアン大統領は景気浮揚のための利下げを望んでいることから、今後の中銀と政権による対立が一層強まるとの懸念からリラ買いは続かず、一転して4.1099リラまで反発。2019年11月から6月24日への総選挙の前倒しが決まり、着実にエルドアン政権の地盤を固めるなかで今回の利上げ発表を受けた政府の反応を見極めたいところです。
なお、声明では直近の3月消費者物価指数(CPI)が前年比で10.23%と依然として高止まりしていることを挙げ、「インフレ見通しが大幅に改善し、中銀目標と一致するまで断固として引き締めスタンスを維持する」「必要ならばさらなる引き締めを行う」との文言を据え置いています。
トルコ中銀は25日、金融政策を発表し事実上の上限金利とされている後期流動性貸出金利を従来の12.75%から13.50%に引き上げました。4カ月ぶりの利上げとなることは事前に予想されていましたが、市場は13.25%への利上げを想定していたため、発表直後はトルコリラ買いで反応。ドル・リラは一時4.0350リラまでドル安・リラ高が進みましたね。ただ、エルドアン大統領は景気浮揚のための利下げを望んでいることから、今後の中銀と政権による対立が一層強まるとの懸念からリラ買いは続かず、一転して4.1099リラまで反発。2019年11月から6月24日への総選挙の前倒しが決まり、着実にエルドアン政権の地盤を固めるなかで今回の利上げ発表を受けた政府の反応を見極めたいところです。
なお、声明では直近の3月消費者物価指数(CPI)が前年比で10.23%と依然として高止まりしていることを挙げ、「インフレ見通しが大幅に改善し、中銀目標と一致するまで断固として引き締めスタンスを維持する」「必要ならばさらなる引き締めを行う」との文言を据え置いています。
FX(為替)を中心に株・債券などもフォローしている総合金融情報サイト
→ DZHフィナンシャルリサーチ 今日の目線! (Facebook / Twitter)
→ マット今井の勝利の方程式
→ 【告知】ザイFX!と共同で今井雅人がメルマガを始めました!「FXプレミアム配信with今井雅人」 → 詳細はこちら
→ DZHフィナンシャルリサーチ 今日の目線! (Facebook / Twitter)
→ マット今井の勝利の方程式
→ 【告知】ザイFX!と共同で今井雅人がメルマガを始めました!「FXプレミアム配信with今井雅人」 → 詳細はこちら