こんばんは、フジモトです。

米10年債利回りの大幅上昇を背景にドル高・新興国通貨安が加速するなか、南アフリカランドも軟調地合いが続いています。21日にドルランドは12.8934ランドと昨年12月18日以来のドル高・ランド安水準を付けました。なお、今週は23日に4月南ア消費者物価指数(CPI)、24日に南ア準備銀行(SARB)政策金利、25日に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による半期に一度の格付け見直しが予定されています。SARBのインフレ目標は3-6%ですが、南アCPIは前年比で昨年12月の4.7%から3月の3.8%まで3カ月連続で低下しています。4月は4.7%が予想されており、インフレ低下に歯止めが掛かるか注目されます。また、SARB政策金利は現行の6.50%で据え置かれると予想されていますが、声明で急速なランド安やインフレへの影響について言及があるか注意したいところです。

なお、S&Pは昨年11月24日、南ア格付けを「BB+」から「BB」に引き下げ、見通しは「安定的」としていますが、2月にズマ前大統領が辞任しラマポーザ大統領が就任したことを受けて、米格付け会社ムーディーズは3月23日、南ア格付け「Baa3」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げました。また、S&Pアナリストは3月27日、「南アフリカはジャンク級からの格上げに近づくには至っていないが、経済成長がより強く、債務の安定化がより速くなれば格上げする可能性がある」との見解を示しています。見通しが「安定的」から「ポジティブ」に引き上げられるようなことがあれば、ランド買い戻しが強まりそうです。


FX(為替)を中心に株・債券などもフォローしている総合金融情報サイト
グローバルインフォ今日の目線!Facebook / Twitter
マット今井の勝利の方程式メールマガジン
→ 【告知】ザイFX!と共同で今井雅人がメルマガを始めました!「FXプレミアム配信with今井雅人」 → 詳細はこちら