FXi24 今日の目線!

今井雅人(マット今井)・和田仁志・荻野金男が率いる、FXプロ集団のスーパーリアルコメント!

RBA

RBA、声明最終段落変更でタカ派へ

こんにちは。越後屋です。

先ほどオーストラリア準備銀行の金融政策が発表されましたが、内容としては声明文の最終段落、金融政策の方向性部分がかなり文言変更となっています。

完全雇用の回復と目標に合致したインフレ率という目的を達成するため、高度に景気支援的な金融環境を維持することを約束
インフレ率が持続的に2─3%の目標範囲内に収まるまで、キャッシュレートの引き上げは行わない
目標範囲内に持続的に収まったと結論付けるには時期尚早
忍耐強く対応する用意がある

これらがごっそりと削除されています。利上げに対して躊躇せず、積極的に行うとの見方が広がったことで豪ドルは現時点で買いが優勢となっています。




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RBA総裁講演内容はハト派色強い

こんにちは。越後屋です。

日経平均株価が31年ぶりの高値を付けて盛り上がるなかで為替市場はというと大人しい。ここへきて唯一豪ドルが動意づいていますが、そのきっかけはロウRBA総裁の講演。ロウ総裁の発言は以下のようなもの

「2024年より前に利上げをする可能性低い」
「失業率が5%のレンジを若干超えることに驚きはない」
「テーパリングを来年2月までに延長したのは回復が減速しているため」
「第3四半期GDPは少なくとも2%縮小する可能性があり、さらなる縮小のリスクはある」

「第4四半期に経済は再び回復し、2022年まで続くと予想」
「2022年、2023年の利上げ織り込みを理解することは難しい」

「インフレが3%を一時的に超えることに問題はない」
「失業率は4%を下回り、賃金が上昇する必要がある」

ざっと見た感じで利上げはせず、インフレが一時的に上昇しても問題ないという、利上げの道のりが長いことを示しています。かたやお隣NZはロックダウンが終了すれば利上げまっしぐらという状況。豪ドルNZドルの明暗がくっきりと分かれそうです。


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豪ドルとNZドルのアレが鮮明に!!

こんにちは。越後屋です。

NZ準備銀行(RBNZ)が量的緩和をストップさせ、利上げに向けた地ならしを行い、各銀行が次回8月の利上げにこぞって変更してきたことは記憶に新しいですが、何かとペア通貨とされる豪ドルの豪準備銀行(RBA)ですが、ウェストパック銀行が「RBAはテーパリングするのではなく、量的緩和拡大を行う可能性」との見解を示しました。!?!?!?!?

RBAは先日の決定会合で週ベースでの買い入れ額を50億豪ドルから40億豪ドルに縮小するなどテーパリングを開始したばかり。それが、南オーストラリア州を中心としたロックダウン措置に伴ってテーパリングを注視し、むしろ週60億豪ドルに拡大するのではとの見解をしているのです。

こうなると、金融政策の方向性の違いから豪ドルNZドルは面白いことになりそうか。


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RBAが利下げ実行、さらに

こんにちは。越後屋です。

米大統領選を前に今週1つ目の注目イベントがRBA会合でしたが、結果は予想通り政策金利を0.10%に引き下げることを決定。それだけだったら特段何もないんですが、今後3年間利下げしないことと国債買い入れの期間を伸ばしました。さてさて、追加緩和も否定していないので、次回会合も期待してしまいます。




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2月RBAの利下げはなしか、豪雇用統計を受けて予想も変化

こんにちは、Dice-Kです。

注目の豪雇用統計は強い結果となりました。新規雇用者数(2.89万人増、予想:1.50万人増)の内訳(非常勤雇用者数:2.92万人増、正規雇用者:0.03万人減)は非常に気になるところですが、失業率の低下もあって市場は好感しているようです。この結果を受けて、2月4日の豪中銀(RBA)の金利織り込み度が大きく変化しているとのこと。雇用指標の発表前まで0.25%の利下げを60%程度織り込んでいたのですが、発表後には25%まで低下してしまったようです。いささか単純すぎやしませんかと思うのですが、豪州の主要銀行も軒並み2月の利下げ予想を撤回していますし、そういうことなんでしょう。


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微妙な違い

こんにちは、Dice-Kです。

注目の豪準備銀行(RBA)の金融政策は予想通りの利下げ(1.25%→1.00%)。豪ドル米ドルは発表直後に0.6959米ドルまで下落しましたが、すぐに0.6987米ドルまで切り返しました。

この動きに関して、市場では 
1.利下げをある程度織り込んでいた 
2.声明文が早期の追加利下げを示唆する内容ではなかった 
などが理由とされているようです。

確かに声明文の最終段落(次回以降の金融政策について触れている部分)を見ると、前回から微妙な違いがありました。

Today's decision to lower the cash rate will help make further inroads into the spare capacity in the economy. It will assist with faster progress in reducing unemployment and achieve more assured progress towards the inflation target. The Board will continue to monitor developments in the labour market closely and adjust monetary policy( if needed )to support sustainable growth in the economy and the achievement of the inflation target over time.

()内の部分が前回からプラスされたところです。金融政策の調整(利下げ)について「必要であれば」と加えています。ここが大事だったということらしいのですが。。。うーむ、微妙な違いですね。


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RBA総裁「妥当ではないとは言えない」

こんばんは。越後屋です。

RBAが利下げを決定した後の早速のRBA総裁の発言とあって18時30分のあいさつに市場は注目しましたが、「さらなる利下げは妥当ではないとは言えない」という曖昧な表現になりました。つまりは妥当であるということなんでしょうが、それをややオブラートにつつみ、さらには「まだ理事会は決定していない。労働指標次第」としています。豪ドルはまさに発言どおりの反応を見せ、一瞬売られましたが、その後買い戻しとなっています。




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記者紹介




心理学などを駆使した独自の手法で17年間1年もマイナスなく勝ち続けた常勝トレーダー。内外の投資家にも太いパイプを持つ。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。



1968年長野県生まれ。立命館大学卒業後、米シティバンク・英スタンダードチャータード銀行で十数年間に渡りインターバンクディーラーとして一線で活躍。その後は、証券会社などで外国為替証拠金業務を立ち上げるなど、当業界にも精通している。 2006年8月からはニューヨークからホットな金融情報を提供する。2008年5月よりグローバルインフォの代表取締役社長に就任。



1974年、英国バークレーズ銀行東京支店入行後、同行初の日本人チーフ・ディーラーを勤め、ゴールドマン・サックス証券、英国ミッドランド銀行、香港上海銀行(HSBC)で外国為替部門の要職を歴任。その後はT&Cフイナンシャルリサーチ取締役編集長を務め、2011年8月より、グローバルインフォ(株)取締役に就任。



インプライド・ボラティリティに魅せられたIVです。好きな通貨はNZドルです。



1982年山口県生まれ。九州大学卒業後、FX会社に入社。元外銀ディーラーから為替の基礎を学ぶ。カバーディールや決済業務、情報配信を担当。ディーラー同士のつながりから和田と縁があり、グローバルインフォに記者として入社。



豪ドル円で三振の山を築いた嫌な経験がありますが、それでも豪ドルの魅力には抗えません。オセアニア通貨の良さを伝えていきます。



ニックネームは「越後屋」。福井県出身。為替と体重の動向に注視してます。



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